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Jリーグがエントリー不備事案に関してマッチコミッショナー3名に対する処分を発表 期限を定めず試合割り当て停止


Jリーグは18日、同日発表された3試合での選手・スタッフのエントリー不備事案について、担当したマッチコミッショナーに対する処分を発表しました。
3名のマッチコミッショナーは期限を定めず試合割り当て停止となり、先日の浦和レッズ対湘南ベルマーレでのエントリー不備事案と同様の処分が決定されています。



[Jリーグ公式]2021明治安田生命Jリーグにおける エントリー不備事案に関する対応について
https://www.jleague.jp/release/post-69035/
2021明治安田生命J2リーグ第7節 水戸ホーリーホックvs. FC琉球、J2リーグ第8節 ブラウブリッツ秋田vs. モンテディオ山形、J3リーグ第8節 福島ユナイテッドFC vs. ヴァンラーレ八戸におけるエントリー不備事案(以下「本事案」)への対応につきまして、下記の通りご報告いたします。また、本件試合を担当したマッチコミッショナーに対する処分を決定しましたので併せてお知らせいたします。

1. 本事案に関する経緯について
今年7月に発生した2021明治安田生命J1リーグ公式試合におけるエントリー不備事案に伴い、Jリーグは、2021シーズンの公式試合において同様のエントリー不備事案が発生していないかの調査を行いました。調査により、前述の3試合においてエントリー不備事案が発生していることが判明し、Jリーグ規律委員会はモンテディオ山形、水戸ホーリーホックに対し、JFA懲罰規程〔別紙1〕競技及び競技会における懲罰基準3-7.チーム又は選手等によるその他の違反行為に該当するとしてけん責、また福島ユナイテッドFCに対し、JFA懲罰規程〔別紙1〕競技及び競技会における懲罰基準3-3.「出場資格の無い選手の公式試合への不正出場(未遂を含む)」に該当するとして、けん責および本件試合につき得点を3対0として福島ユナイテッドFCの負け試合扱いとするとの懲罰を決定しました。

本事案に関し当法人は、外部有識者による客観的な評価をふまえてマッチコミッショナーの義務及び処分に関する検討を行ったうえで、本件試合を担当したマッチコミッショナーである大澤 裕造氏、結城 勝彦氏および糸井 朗氏(以下「本件MC」)に対する処分を決定しました。

2. 本件MCに対する処分について
本件MCは、マッチコミッショナーが行うべきエントリーチェックの業務を怠り、結果としてエントリー無資格者が公式試合に出場する、もしくは公式試合にエントリーするという事案(以下「本事案」)を生じさせてしまいました。
かかる行為は、マッチコミッショナーとしての善管注意義務に反するものです。
そこで、当法人は、本件MC3名に対し、マッチコミッショナーとしての担当試合の割当を、期限を定めず停止する処分を決定しました。

3. 上記処分の決定に至る理由
① マッチコミッショナーと当法人の関係
マッチコミッショナーは実行委員会の推薦に基づきチェアマンが任命する者であるところ(Jリーグ規約第61条第1項)、その関係は業務委託契約のうち、事務を依頼する関係にあたる民法上の準委任契約に該当し(民法第656条)、マッチコミッショナーは業務を委任された場合に通常期待される注意義務(善管注意義務)に基づき、マッチコミッショナーとしての事務を処理することが求められています(民法第644条)。
(以下略、全文はリンク先で)




ブラウブリッツ秋田対モンテディオ山形、水戸ホーリーホック対FC琉球についてはクラブのエントリーをマッチコミッショナーが見過ごしてしまったという、浦和レッズ対湘南ベルマーレと同様のケースなので、同じ処分になるのは予想されていました。

ただ、福島ユナイテッドFC対ヴァンラーレ八戸のケースでは、福島ユナイテッドFCから試合出場の可否についてマッチコミッショナー事前に確認し、了承を得た上で違反と判定されるという、他のケースとは経緯が異なるもの。
今回のJリーグのリリースでは、その点について区別したり、具体的に触れている箇所はありませんでした。
消極的なミスとして「確認を怠る」のと、誤った言動によりルール違反を誘発するのとではずいぶん差があると思うのですが……


(一部抜粋)
しかし、エントリー資格を有する者をエントリーする義務は各クラブの固有の義務ですので(2021明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項第13条第1項参照)、エントリー無資格者がエントリーしたことは、クラブの義務違反であり、その責任はクラブが負うべきものです。かかる義務違反は、マッチコミッショナーがエントリー資格の有無の確認を怠り、エントリー無資格者が検出されなかったことによって治癒されるものではありません。
したがって、エントリー無資格者がエントリーしたという事態については、クラブとマッチコミッショナーが、それぞれの義務の範囲内で責任を負うこととなります。




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関連記事:
Jリーグ、浦和レッズのエントリー不備問題で担当マッチコミッショナーを処分 「MCとしての善管注意義務に反する」
https://blog.domesoccer.jp/archives/60175291.html
福島ユナイテッドFC、マッチコミッショナーに確認してエントリー認定外の陰性確認済み選手を試合出場させ勝利→Jリーグは認めず0-3敗戦に
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モンテディオ山形と水戸ホーリーホックに選手・スタッフのエントリー手続きの不備でけん責処分 4月のJ2リーグ戦で発生
https://blog.domesoccer.jp/archives/60175543.html



ツイッターの反応
















157 コメント

  1. だめだこりゃ

  2. そらそうよ

  3. レッズのは別の話しやろーが

  4. だったらマッチコミッショナーいらないやん……

  5. ** 削除されました **

  6. Jリーグってなんのための組織?

  7. これJリーグ側の過失を認めたってことじゃん
    福島の勝ち点もどしてやれよ

  8. マッチコミッショナーってまじでなんなんや
    福島さんはどうすりゃよかったんや

  9. ※3
    マッチコミッショナーのミスの性質は同じだろ

  10. あーもうめちゃくちゃだよ

  11. コロナ関連に関してはマッチコミッショナー要らないのでは?

  12. 確認作業としてマッチコミッショナーに問い合わせたんやろ。
    それでクラブの善管注意義務は果たしてるでしょ。

  13. 解釈に幅が出るような書き方のルールなんじゃないの

  14. こういうのがあると、過去にもあってだまってるところがあるんだろうなと勘繰っちゃうよな。
    今からでもいいから調べとくべきだろ。

  15. 今後なにか疑問があったらマッチコミッショナーに問い合わせるのではなく
    六法全書のごとくJリーグの規則集を読み解けってことだな

  16. 自分の頭で資格があるかどうか判断しろって話やね。マッチコミッショナーに聞けばいいや、って態度はあかんてことや。まぁそれにしても酷すぎるけど。

  17. マッチコミッショナーって報酬3万とか出てきたけど責任に対して対価が安すぎるんじゃないの
    欧米だとどんくらいなんだろ

  18. 公益社団法人日本プロサッカーリーグにも責任があるのでは?

  19. ** 削除されました **

  20. ※17
    3万でも安すぎるけど、今年は2万に減額されているみたい

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