ACLを2度制した中国・広州FC(広州恒大)が解散を発表 債務問題を解決できずリーグ参加資格失う
- 2025.01.07 01:26
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中国の広州足球倶楽部(広州FC)は6日、2025シーズンのリーグ参加が認められず、解散することを発表しました。
広州FCはかつての広州恒大で、中国1部リーグを8度制覇し、ACLで2度アジア王者に輝くなど中国の強豪クラブとして知られていましたが、親会社の経営不振の影響でチーム規模は縮小。2023シーズンに2部に降格していました。
クラブは多額の債務を抱えており、2025シーズンの中国リーグに参加するためには資金調達が必要でしたが、最終的に参加を認められず、今回の決定となりました。

中国サッカー協会が発表した2025シーズンの参加クラブの登録リストに、我がクラブは含まれておらず、リーグへの継続参加は不可能となりました。
中国サッカーのプロリーグ化以降、クラブは浮き沈みもありながら、力強く戦い続け、中国1部リーグで8度優勝の快挙を達成し、ACLで2度の頂点に輝き、「広州FC」という名前をアジアサッカー界に轟かせました。この輝かしい成果は、選手たちがグラウンドで汗を流し、懸命に戦った結果であり、監督やスタッフが戦略を練り、丹念に作り上げたものであり、さらに、多くのファンが情熱的にサポートしてくれた証でもあります。同時に、私たちは育成世代に力を注ぎ、ポテンシャルのある有望な若手を育成し、チームの持続的な発展に強い原動力を注入してきました。
新シーズンのリーグ参加を目指すため、クラブはさまざまな方法を試みてきました。しかし、歴史的で重い債務を抱えているため、調達した資金では返済に足りず、最終的にリーグ参加資格を失ったことはとても残念です。
私たちは、広州FCに関心を持ち、サポートしてくれている各界の人々、そして多くのファンに、心からのお詫びを申し上げます。同時に、皆さんの理解と寛容の精神に感謝し、私たちは初心を忘れることなく、残務整理に全力を尽くし、中国サッカーと広東、広州サッカーの発展に尽くします。
なお、中国リーグでは、滄州雄獅足球倶楽部(石家荘永昌足球倶楽部)と湖南湘涛足球倶楽部も2025シーズンのリーグ参加資格が得られず、それぞれ解散を発表しています。
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166 コメント
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※1
初めは恒大グリープのみだったけど、2014年からはアリババグループも参加してたんだよ。それでいっときはアリババグループが広州恒大の株式を50%取得していた
一企業による運営ではなかった。アリババが参加することになってより金の羽振りがよくなった
ただアリババが習近平に目をつけられて制裁され広州恒大から手を引くこととなり、恒大グリープもコロナ禍の最中に不動産を締め付け上げられてにっちもさっちもいかなくなった(建てる予定のが建てられなくなったけれども、それを当てにして計上してたりと、まあ杜撰なことをしてたけど)
こけたというよりも、親が中共に叩き潰されたからどうしようもなくなった
そしてそんな火中の栗を拾う企業も現れんよ -
※25
検索したら瓦斯さんのアカデミーが10年前に広州遠征していて公式にレポートがあった
誰でも受け入れていたから巨大な施設だったみたいで
ブランド力が急落して保護者の気持ちが離れて閉鎖されてそう>>昨年度ACL覇者の「広州恒大」の下部組織として創られたこの学校は48面ものグランドと、体育館、図書館、学生寮、宿泊施設を完備した寄宿制の学校で、
生徒数は2,500人を超え、ギネスにも認定されたほどです。ただこの2,500人全てがセレクションされたエリートというわけではなく、むしろ学費を払えば誰でも入ることはできる、いわば日本で言うサッカースクールと寄宿制の学校(小学校、中学校)が一緒になったようなもの、と言えます。
ここに来る前は3,000人近い規模のサッカーエリート教育機関、と思っていましたがそうではないようです。 -
3ヶ月前にポジティブなニュースが報じられていたのに
まじ読めないというか信用ならないというか「かつての“広州恒大”がアカデミー育ちで選手を賄う平均年齢「20.9歳」集団に… 中国2部降格も猛烈な勢いで1部復帰へ前進中」
「世代別中国代表に名を連ねる選手もおり、そんなチームがいま、トップディビジョンへの復帰に近づいている。1部リーグの主要クラブ、また中国代表の関係者たちは現広州に注目してもよさそうだが、彼らはいま、広州を見て何を思うのだろうか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe2eb310a0620ff8c4f89daf0034c0b732af0dd -
サガン鳥栖方式での救済は出来なかったのか?
1997年1月31日、10億4,300万円の負債を抱えた株式会社佐賀スポーツクラブは臨時株主総会を開いて解散を決議した。同年2月1日、Jリーグ臨時実行委員会は鳥栖フューチャーズの準会員資格を取り消した。同年12月24日、申請していた特別清算が不認可となり、1998年1月29日、佐賀地方裁判所によって破産宣告および破産廃止が決定された(平成10年(フ)第35号)。
PJM撤退後、チーム存続を求める5万人を超える署名があった事などを受け、1997年2月1日、Jリーグ・JFLの臨時実行委員会は鳥栖フューチャーズの受け皿となる新チームの加入(実質残留)と同年のナビスコカップ参加を決定し、同年2月4日、佐賀県サッカー協会などが任意団体「サガン鳥栖」を創設し、鳥栖フューチャーズの権利を引き継いだ。
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※46
日本もプロ野球は中国と同じ。でもプロ野球は今日も通常営業。そうやって受け入れたら感傷的にならずに済みます。
フリューゲルスが消えた原因もフロントがプロ野球気質だったからです。
クラブは俺のものだから売ろうが潰そうが俺の自由。2部制導入前に経営縮小したら降格必至なのでクラブを潰して合併した。
それ程までに降格は嫌だった。今では降格なんて普通の光景なのに。くだらねえ虚栄心。
2部からやり直そう、と声をかけてくれたスポンサーから経営側に回ってくれそうな企業も居たのに断り、川渕にダンマリで解散合併。(川渕が今でもJリーグ完璧成功ストーリーを語る時はフリューゲルス消滅話をしてやりたくなる)2部落ちしても一旦クラブを残した広州の方が良心的に見えますね。
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中国サッカーリーグにはJリーグの基金に当たるものは無いの?
大分トリニータは2009年11月11日、日本プロサッカーリーグが設立した公式試合安定開催基金からの緊急融資を申請した。(J1所属クラブが同基金からの融資を申請するのは史上初)。11月17日、Jリーグ理事会にて合計6億円の融資(当初3億5,000万円、2010年1月末に2億5,000万円)を決定。Jリーグは大分FCについて「経営破たんに近い、あってはならない経営」と指摘。11月20日、大分FC社長の溝畑宏が12月5日の公式戦終了後に引責辞任して、副社長の皇甫官が社長代行に就任することを発表。12月12日には、皇甫および強化部長の原靖が辞任し、大分県経営企画部長の青野浩志が代表取締役代行に就任した。
大分県や地元企業らが中心になって「大分トリニータを支える県民会議」が発足。また大分市役所内にチーム支援のための募金箱を設置し、「5,000万円を目標」として募金を募った。








ID: kxM2Y4ZGU0
一企業によるチーム運営は本体がこけたら潰れる運命にあるんだよな
広州はACLのライバルとしていい奴だったよ
ID: U4ODdiMzVh
コンカ、ムリキ、エウケソンの時代がやっぱり一番印象に残ってる
ID: Y3ZGU1OTQ2
盛者必衰にしたって落差凄いな
ID: FhYmM5YTI4
中国経済のヤバさを感じるわ
ID: dmZDA1YzMz
今でもニンニク食いまくった後に「口臭広大してごめんw」とかやっちゃう
ID: AzZjhjNTc4
まさか10年前に苦戦した相手が解散だなんて
時の流れは残酷だね
ID: k2YjIxMzhj
ACLのラスボス感がすごかったよな
今は中東がすごいけど、あれの比ではなかった
ID: lmMmUzODc0
私たちは忘れないでしょう、広州恒大という非常に強いチームがあった事を。
ID: gzYzE3MzIx
チームがずっとあるのはありがたいことなんだな
ID: M1ODIwYjgy
うちとやりあったときはあんなにエグかったのに…。
諸行無常の響きあり、盛者必衰の理をあらはす。
ID: VhNWJjYzU3
広州城(広州富力)も解散しとるんよね
広東省とか広州市とか、単純に人口とか産業とかみてれば物凄い規模感だけどなぁ
地元のファン・サポはやるせないだろうねぇ
ID: U5ZjA1ZjM3
2部だけどリーグ順位3位だったのに解散か。。
一時期、500億ぐらいあったのに終わるのはあっという間だな。
ID: IyNWNhMWE0
信じたくない気持ちは分かるが
歴史の現実を直視すべきだぜ
ID: U5NGI4ZmNh
いつもの空、いつもの風、いつもの芝なのに
空気だけが違ったんだな
ID: U5ZjA1ZjM3
※10
でも生で見れただろうから、一生の思い出だよ。
あのFK
ID: Q1NWQyMTU5
まあ恒大集団があんなことになった時点でやばいとは言われてたけども……
一時はJの発展の歴史を一足飛ばしにやる気みたいなやり方だったけどもう失速どころじゃないなあ
ID: g0ZDIwM2Ji
※1
初めは恒大グリープのみだったけど、2014年からはアリババグループも参加してたんだよ。それでいっときはアリババグループが広州恒大の株式を50%取得していた
一企業による運営ではなかった。アリババが参加することになってより金の羽振りがよくなった
ただアリババが習近平に目をつけられて制裁され広州恒大から手を引くこととなり、恒大グリープもコロナ禍の最中に不動産を締め付け上げられてにっちもさっちもいかなくなった(建てる予定のが建てられなくなったけれども、それを当てにして計上してたりと、まあ杜撰なことをしてたけど)
こけたというよりも、親が中共に叩き潰されたからどうしようもなくなった
そしてそんな火中の栗を拾う企業も現れんよ
ID: RiMGE5NWY3
親会社の不動産経営が傾いたんだっけ?
ウイイレで対戦してたのが懐かしいな
ID: U4NDEwY2M0
昔日立台の近くに住んでたからよくACL見に行ってたんだけど、あの時の柏さんは本気でアジアを取りに行こうとしてたので見てて熱かった。そしてその時のラスボスが大体広州恒大。
ID: dmZDA1YzMz
アリババのジャックマーが広州恒大ガチサポで、
資財投入しまくってたんだよな