フォルラン「本当のことを言っていいですか?言ったことは書いて欲しい」…一部の報道について否定
- 2014.12.07 21:26
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きょう開催されたセレッソ大阪ファン感謝イベント「セレッソの日。」
このイベントに参加したフォルランが囲み取材に応じた内容が記事になっていたのでご紹介します。
(先日、フォルランがウルグアイメディアへのインタビューで、クラブ批判をしたり、日本人選手への不満を述べていたと報じられた件です)

[Blogola][C大阪]フォルラン、「本当のことを言っていいですか?言ったことは書いて欲しい」と断りを入れた上で、囲み取材に応じる
http://blogola.jp/p/49052
まず、出場機会が減ったシーズン終盤の状況については、「選手として試合に出たい、という気持ちは正直なところ。監督が大熊さんに代わってから、私が先発の機会を与えてもらったのは天皇杯の千葉戦だけ。チームとして結果が出ない中でも、チャンスを与えてもらえなかった。もちろん、監督にも考えがあったと思うが、悔しかった。ベンチにいることが受け入れられないのではない。チームが負け続けても、シーズン最後まで先発もリザーブの選手も変わらないという状況が続けば、選手として必然的にモチベーションが下がることは、僕だけではなく、誰だってあると思う」と語った。
また、母国ウルグアイのTVの前で語ったとされた一部報道の、チーム内でのコミュニケーション不和の問題については、きっぱりと否定。
「シーズン始めには、ミッチ(・ニコルス)やゴイコ(・カチャル)がいたので、通訳を挟まずに話すことができるチームメートがいた。その後、カカウが来るまでは、直接、コミュニケーションを取れる選手がいない状況が続いたが、カカウが来てからは、それもなくなった。さらに、他の選手たちとコミュニケーションが取れていなかったかと言えば、そうではない。言葉の壁はあったかも知れないが、決してコミュニケーションが取れていなかったわけではない。周りの選手たちもすごく気を遣ってくれていたし、それに対して、ああいう形で報道されてしまったことは残念でならない。真意ではない」と熱弁をふるった。
(以下略、全文はリンク先で)
今日のファン感でフォルラン選手がメディアへの囲み取材に応じたので、ブロゴラにアップしました。擁護でも批判でもなく、ガンジーさんが通訳してくれた彼の言葉を、そのまま載せました。
— 小田尚史 (@oda800628) 2014, 12月 7
ということで、真意とは違った報道をされてしまったそうです。
ちなみにフォルランがウルグアイのメディアに語ったとされる内容はこちらに動画で掲載されています。
スペイン語が解かる方がいれば、ぜひ内容についてコメントしていただければと思います。
http://www.elobservador.com.uy/noticia/293358/forlan-y-su-vida-en-japon-estuve-dos-meses-solo-y-me-queria-dar-contra-las-paredes/
セレッソのファン感に行ってきました☆ カカウの熱い気持ちとフォルラン本人の口から、びっくりした顔で「日本や日本人を批判したことは一度もありません!」と言う言葉が聞けて嬉しかったです。 http://t.co/vrvz4QHGOm
— さすらう鬼の副長 (ishida_sanyaku) 2014, 12月 7
カカウは残留の可能性。 フォルランも報道を否定ですか。 情報錯綜中。
— KOBA@堂安律サポ (koba_piro) 2014, 12月 7
これがフォルランの本当の気持ち メディアの報じることは簡単に信じちゃだめだね
— Hayato@J1昇格 (cerezo8810) 2014, 12月 7
フォルランがそんな事言う訳ないと思ってた(T_T)よかった!信じててよかった!RT
— りん (YUMILOVEAVI03) 2014, 12月 7
もしフォルラン残ってくれたら泣く。 / “[C大阪]フォルラン、「本当のことを言っていいですか?言ったことは書いて欲しい」と断りを入れた上で、囲み取材に応じる ≪ サッカー専門新聞ELGOLAZO web版 BLOGOLA – J…” http://t.co/l3qzRdtJUO
— おりた (toronei) 2014, 12月 7
いっぱいめたくそ報道されたけど、ほんとのことが知れて良かったー。私はやっぱフォルラン好きだなー(* ´ ▽ ` *)ノ
— おこめ (hummrex) 2014, 12月 7
フォルランのウルグアイのTVインタビューっていうのは、活字になる予定じゃなかったのか!? 活字になるなら、「全てが悪かったというわけではない」などの反語を使ったりしないだろうと思う。 後は、例えば「ゴールがなく沈黙していた」→「誰とも話さなかった」に変換されてたのかも。
— 06Jun2010 (06Jun2010) 2014, 12月 7
フォルランから直にコメントが出て良かったな。
— きらくもの (kirakumono) 2014, 12月 7
ファン感たのしかったー! もう私の中で一年終わった。笑 こっから契約更新のもやもやの時期が 始まるうううー。 写真は結構近くでとれたフォルラン。♡ http://t.co/hbIICbUxMF
— まー (20_cerezo_ma) 2014, 12月 7
今日のフォルラン あ~ 残ってほしいな ~ 。 http://t.co/5EJ1vMUXPM
— ユウユ (y_kny0020) 2014, 12月 7
フォルラン選手、カカウ選手の口から色んな話が聞けてプロフェッショナルだなと言うのが改めてわかりました。 素晴らしい選手です、本当に。 http://t.co/sK1Rb03OmS
— マドリディスタ (guti_realmadrid) 2014, 12月 7
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アナウンサー:一番最近の話題から始めよう。君は素晴らしいキャリアを過ごしてきたけど、今回残念ながら降格ということになってしまった。想像もしてなかったことだと思う。日本で2部に降格、しかも君自身がプレーすることなく降格するという事態になって、どう思っている?
フォルラン:もちろん、こんなことになるとは想像もしていなかった。まして、この数か月はチームに参加して、降格から逃れるための手助けすらできないなんてね。だから、例えばここ数試合は降格争いの直接のライバルとの試合で、僕らにも勝てる可能性のあるゲームだったのに、うまくいかなかった。こういう状況に対して、これまでやってきたようにグラウンドの中で貢献するのではなく、外から見ているしかできないというのは、結構堪えたし、フラストレーションが溜まるものだった。でも、こういうことは起きるものだし、いいことからも悪いことからも学ぶべきものはあると思う。 -
アナ:どうして君はプレーしなかったんだい?新しい日本人の監督が来たのはいつで、いつからプレーしてないんだい?
フォ:そう、日本人の監督が来たのは3か月前で、その時に、新監督は別のプレースタイルでやりたい、とにかく守備重視でいきたい、君のプレースタイルとは合わない、なんて理由を付けて、僕を構想から外したんだ。そうして何試合か過ぎて、少しずつ僕を追いやって、最終的にこの数試合はメンバーに召集すらされなかった。でも、こういうことは我慢するしかない。だから、二重に憤っていた。チームが降格しそうで、しかもチームを手助けすることすら叶わないんだから。同じことは僕だけじゃなくて、カカウにも言える。彼も、僕よりはマシだとしてもそれほど出場機会を与えられていない。チームにゴールが欠けていて、三か月間プレーしていない僕が未だにチーム得点王だなんて状況を見ていると、やり場のない憤りを感じた。でも、辛抱強く我慢して、全力でトレーニングに励み、僅かながらのチャンスを待っていた。でもそのまま時は過ぎた。チーム状態は日に日に悪化していて、降格はどんどん迫っていた。この週末に突然降格すると分かったわけじゃない。個人的な考えとしても、またカカウや通訳のガンジーと話す中でも、もう1か月半も前から、この状況は変わらないだろう、降格は避けられないだろうと思っていた。そしてそのまま時間だけが過ぎていった。 -
アナ:新監督が君を外したのは君自身のパフォーマンスに問題があったからだと思うかい?それとも、プレースタイルの問題かい?
フォ:いや、パフォーマンスのせいだとしたら、チーム全員が外されなきゃいけないだろう。選手にはいい時も悪い時もあるけれど、それもフットボールだ。新監督は違う戦略を持っていて、、、うーん、そうだな、日々いろいろと状況を見ていくうちに、なぜ僕が外されたのかという理由が分かってきたように思う。それは、むしろサッカー外の問題だ。リーグ終盤になって、僕を連れてきた社長が一年の任期を残して辞任し、そして強化部長も前監督とともにいなくなり、代わりに育成出身の強化部長が就いた。そして新監督も育成出身で、彼は一時的にトップチームを率いるだけで、すぐにユースの指導に戻るという条件で監督を引き受けたんだ。セレッソは、日本では若い選手の育成で知られているクラブで、そんなにたくさん有名選手を輩出しているわけじゃないけど、ひとり一番の有名どころで言えば香川がここの出身だ。このクラブの特徴は下部組織にある。だから、彼らにとってはそちらの方が重要で、新監督が就任すると、それまでプレーしていなかった選手が起用されたり、いろんなことを変えようとしたんだ。最初は2試合勝ったけど、その後はまた元通りのひどい状態に戻ってしまった。こういうことは、ひとりの力ではどうにもできないことだ。僕はいつもトレーニングに全力で向かい、常に最高の状態を保とうとした。そして純真にプレーの機会を待ち続けたが、その機会は二度と来なかった。 -
アナ:君はいつまで日本にいるんだい?まだ試合は残っているけど君はプレーしないだろうし、降格も決まったというような状況でトレーニングするのも難しいだろう。モンテビデオに戻るのはいつになるんだい?
フォ:今度の土曜日が最後の試合で、日曜から休暇に入る。だから、1月末までは戻らないよ(注:?日本に戻らないという意味か?)。ただ、この数か月、この数試合は困難なことが多かった。例えば、やる気満々でトレーニングに行く日もあれば、そうじゃない日もある。年齢もあるとは思う。もっと若ければ、(難しい状況にあったとしても)別のエネルギーが湧いて出てくるものだ。もちろん僕は今でもプレーしたい、自分の仕事であるフットボールを楽しみたいという気持ちを持ち続けているけれども。だから、週末が近づいて、僕がリーグ戦のメンバーから外れた状態でトレーニングに入ると、僕は練習の合間にチームメートと話したりアドバイスしたりしたいんだけど、それが気に食わない人がいたりもするから、、、。僕一人だけで練習する日もあれば、もう全部投げ出したい、練習を終えて家に帰りたい、家でゆっくり落ち着いて、次の日はもっとよくなってほしいと願っていたいと思う日だってある。 -
アナ:でも、降格したからには、その日はつらい一日になるんじゃないか?それでもやるのかい?
フォ:いやいや、彼らはそういう点ではとても独特なんだ。これは理解しないといけないことのひとつだけど、難しいよ。僕は2か月間ひとりでいて、ガンジーとだけ話す日々だった。その後カカウも来たからまだよかったけれど。だから、この数か月僕は行き詰っていた。僕の言いたいことを理解してもらえなかったから。彼らは冷めているんだ。テクノロジーとかビジネスとか他のことでは違うのかもしれないけど、才能や感情、そしてフットボールをいかに生きるかといった面に関して言えばそうだ。僕たちはむしろ反対の方向に行き過ぎると文句を言ったりするけれど、でも僕はこれまでの経験から慣れているやり方のほうが好きだ。 -
土曜日に降格が決まり、次の日の日曜日の練習の時のことだ。若手は練習試合があったのであまりいなくて、土曜日の試合に出た選手は調整があったから、僕は数名と一緒にトレーニングしたんだ。それで、みんなこの状況にどう向き合っているか見ていたんだけど、笑っている選手もいた。客席にはファンがたくさんいて、何ひとつ変わってなかった。君はここに来たとき、たくさんファンがいたのを見ただろう?あのまんまだ。降格が決まっても、何ひとつ変わらない。それで、これはどういうことだろうと分析してみたんだ。これにはいい面もあれば悪い面もあるけれど、どういうことかというと、負けることに対するプレッシャーがなければ、降格したということを身に沁みて感じることができないんだ。勝つ必要性を感じていない。それは、プレッシャーをかけてくれる人がいないからだ。そういう人がいてしかるべきなのに。第一にはまず、選手自身がそういうプレッシャーを自分にかけなければいけない。自分が勝ちたいのであれば、誰か他の人が言う前に自分で自分にプレッシャーをかけるべきだ。でも、それがうまくいかない時というのが必ずある。そういう時には、外の人からのプレッシャーを感じることで、さらに全力を尽くそうと思うものだ。でも、ここではそういうものが一切ない。勝っても負けても同じなんだ。勝とうが負けようが、「はい一仕事終わりました、さようなら」。そういう感じ。だから、そういう意味での感情を持ってないんだ。彼らが、そういうことをやろうと努力しているのは見ていて分かる。でもできないんだ。彼らはまるで科学と向き合うようなやり方をしているけど、フットボールは科学じゃないんだ。
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このマンションには、ニュージーランドとか南アフリカとかオーストラリアとか、世界のいろんなところから来たラグビー選手も住んでいるんだけど、彼らの一人であるオーストラリア人とその奥さんのフランス人、それに僕と僕の妻で話をしていた時のことだ。一緒に集まって晩ごはんを食べたんだけど、その時こんな話をしてくれた。ある日本人のフィジカルトレーナーがいた。彼は、オーストラリア人選手と南アフリカ人選手の二人をそれぞれ一年間担当していた。トレーニングはそれぞれ一時間ずつくらいかけて別々にやっていたんだけど、ある時二人を一緒にトレーニングしたことがあったんだ。すると彼はこう言ったそうだ。「これで俺は二人分以上働いたな」。彼らが時にどういう考え方をするか、わかるかい?彼らは考え方が固すぎるんだ(※1)。これは理解しがたいよ。サッカーでも同じだ。
(※1)このエピソードは正直あまりピンとこない。 -
別の話をすると、チームでバーベキューをした時のことだ。これは前の監督が、チームの結束を強めるために音頭を取ってやったことで、こういうのは南米でもよくやる僕らには馴染みのあるやり方だよね。でもその時は8月で、ウルグアイで言う1月みたいな、耐えられないくらい蒸し暑い真昼間だった。それで僕らがバーベキューをしていると、ユースの選手たちがみんな出てきて練習し始めたんだ。昼の1時にだよ?それで通訳を呼んで、ベテランのチームメートを捕まえて、「イバ(注:新井場選手のこと)、彼らは何やってるんだ?」って聞いたんだ。そしたら、「いやいや、練習だよ。日本では、あえて夏の暑い中で練習して我慢を身に付けるんだ」(※2)と。でもそれはおかしいだろ?グラウンドで死んじゃうよ。でも、そういうメンタリティなんだ。わかる?
(※2)ここで彼は、「para que sientan el sacrificio」、直訳すれば、「自己犠牲を感じるために」暑い中練習をする、という表現をしている。この後に出てくる「犠牲を払わなければいけない」という話と通底している。 -
もし、僕が18歳の日本人で大阪に住んでいて、セレッソのユースにいたとしよう。これは日本のどこでもそうだけど、セレッソで話そう。もし僕が、プロのサッカー選手になりたければ、3年間は寮に住まないといけない。大阪に住んでいてもだよ。彼らはそういう犠牲が必要だと思ってるんだ。そういう犠牲を払わなければプロサッカー選手にはなれない、何かやらないといけないんだと。そしてそういう犠牲を払った人間であれば、「俺はサッカー選手だ、それに値するんだ」なんてことを言う資格があるんだと思っているわけだ。でもそんな簡単な話じゃないだろ?もしモンテビデオに住んでいて、ペニャロールやナシオナル、ダヌビオでプレーしていたとしたら、寮に入る必要なんかないだろ?寮に入る必要があるのは、僕がアルゼンチンに行ったときそうだったように、家族と離れていて暮らす場所がない場合だけだ(※3)。僕がペニャロールやダヌビオのユースにいた時は、自分の家に住んでいた。寮に住む必要なんてなかった。彼らはよそでやっていることをいろいろ取り入れるんだけど、そこに目的意識というものが欠けているんだ。だから、例えば何時間もトレーニングやりました、はい素晴らしいですね、でもそこからどういう結論を導き出すのか?そういうことなんだ。
(※3)フォルランは、18歳でアルゼンチンのインデペンディエンテとプロ契約を結んだ。 -
いろいろと気付いてきたことがある。サッカーに関して言えば、ここは言うことのない環境が整っている。インフラも素晴らしいし、サッカー自体のレベルも非常に高い。例えば日本のチームとウルグアイのチームが試合をすれば、日本のチームのほうがはるかにレベルが高いだろう。ヨーロッパのクラブ相手でも、もちろんトップクラブは別だけど、それ以外のクラブ相手ならきっといい試合をするはずだ。以前スダメリカーナ杯とナビスコ杯の優勝チームで争われる大会でダヌビオが来たときは、日本のチームが勝った(※2)。それはそうなんだ、だけれどもだ。
(※4)スルガ銀行チャンピオンシップのことだと思うが、ダヌビオが来たことはないはず。ラヌースとか他のクラブとの勘違いか。 -
ワールドカップ前の記者会見の時のことだ。ワールドカップに行くチームメートが二人いて、彼らと僕で一緒に記者会見をやったんだ。二人はいきなりこんなことを言い出した。「ワールドカップで優勝してカップを持って帰りたいです」。いや、そりゃあ僕もワールドカップで優勝したいし、誰でもそうだと思うよ。でも、彼らは本当にそう信じているから言っているわけじゃないんだ。周りの人たちがそういうコメントを聞きたがっているからそう言うだけなんだ。そうすると周りの人たちはその言葉を信じるわけだ。言ってること分かるかな?つまり、彼らと周囲とはお互いに噛み合ってないし、また彼らが実際にやっていることとも噛み合ってないわけだ。僕らだって、代表では「大きなチャンスだ」とか言うことはある。でも彼らはワールドカップ出場を決めたとたん、「優勝してカップを持って帰りたい」と言い出すわけだ。いや、誰だってそう思ってるさ。でもそのためには困難な道のりがあるんだ。ウルグアイだって、どんなに素晴らしい選手を揃えていたとしても、優勝にたどり着くまでには長い道のりがある。南アフリカ大会では、僕たちはみな最高の状態にあったけど、それでも決勝にはたどり着けなかったし、もっと前に敗退していた可能性だってあった。彼らはすごくナイーブすぎるんだ。
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アナ:ディエゴ、君は日曜から休暇だって言っていた。月曜日に奥さんと旅立つんだと思うけど、クリスマスにモンテビデオに来るときは、自分の保有権(パス)を持って帰ってくるんだろ?どうするつもりだ?日本には戻らないんだろ?
フォ:いや、僕が保有権を持って帰るわけじゃない。契約した時は、一年契約だったんだけど、それに自動的に行使される(半年の)オプションが付いている。だから、ここでの契約は来年の7月まである。もちろん、契約を交わした1月には、2部に落ちるなんて思ってもみなかったから、状況は変わっている。だから、クラブ側がどういうつもりか見てみないといけない。なので、モンテビデオには戻るけど、僕は来年の7月までセレッソの選手であり続ける。 -
アナ:なるほど、君は来年7月までセレッソの選手だということだね。でも、例えばセレッソが二部に落ちたのでフォルランの給料を払えない、予算を削減しないといけない、とか言ってセレッソが合意しなかった場合は、君は無所属になるはずだ。その場合、君はどうするつもりだ?今でもアメリカでプレーする夢は持っているのかい?(※3)それとも今は別の選択肢が優先かい?
(※5)フォルランは以前、アメリカでプレーしてみたいと発言したことがある。それゆえ、セレッソ移籍が取り沙汰された際にも、他のオプションとしてアメリカリーグに行くという噂が流れた。 -
フォ:いや、正直なところ分からない。そうだな、今は日々状況が変わっているし、いろんな経験をしていろんなことを学んで、それまでと違う考えを持つようになったりもする。人生には途中でいろいろ変化があるものだ。いずれにしろ、今は休暇を楽しむことが第一だ。とにかく僕が望むのは、僕を本当に欲してくれる人たちがいるところに行くことだ。僕のほうからドアをノックして「すみません、入れてください」なんて言いたくはない。今プレーできてないこととか年齢のこととかを言う人もいるだろうけど、とにかくよいチームの一員となって重要な目標に向かって戦いたい。僕はプレーする喜びを感じていたいし、高いレベルでプレーしたい。僕はサッカーで喜びを感じたいのに、この数か月はその機会すら与えられなかった。ここ日本での生活がどんなに素晴らしいとはいえね。僕も妻もここで素晴らしい日々を送っている。ウルグアイの友達から、「もう日本からは出ていきたいでしょ」なんてメールをもらったことがあるけど、とんでもない。個人的な面で言えば、素晴らしい生活を送っているよ。君は僕が住んでいる場所を知ってるだろ、素晴らしいよ。もちろんサッカーの面では、ウルグアイから何千キロも離れたところで犠牲を強いられてはいるけれど。サッカーに生きている人間が週末にサッカーができないというのはとてもいらいらする。僕は日曜日も土曜日も平日もサッカーをしたい、自分が好きなことをやりたいんだ。一生サッカー選手でいられるわけじゃないんだから。だから、またサッカーを楽しみたい、ゴールを決めて、自分がサッカー選手なんだという喜びを感じたい。この数か月はその機会がなかった。
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※99
フォルランは若手が多いチームで言葉の壁があったから、この場で初めて口にした事なんじゃないかな?
たとえば優勝したい、って言わないとって事がコノテーションとして日本人のカルチャーにあるとか判ってたらそういう事なんだって理解したかも。
これは彼がそういう疑問をぶつける相手がいなかったのかも知れない。
いい選手から出場機会を奪ってしまうような形になってるのは残念だよね。
マスコミが屑なのは今に始まった事じゃないけど、フォルランの言葉を悪意ある形で伝えないといけなかったのかな?フォルラン自身の言葉はプロの発言だと感じる。 -
なんとなく、セレサポとして外からうかがい知れる状況とフォルランの言葉が合致した感じ。訳者には感謝しています。
セレッソが育成や下部組織を重視するクラブであることは決して悪いことでは無いと思う。前回降格してから約10年、第一に育成に金をかける事がそれがクラブ運営の大方針だったのだから。
ただ、今年の方針転換と運営の失敗、そこからの原点回帰への振り戻し。この振り戻しの犠牲になった1人がフォルランだったということ。気の毒だとは思うけど、それはフォルランだけじゃないし、他のチャンスを与えられなかった選手にも等しく言えることなので、あんまりフォルランに特化して語るのも違う気がする。
フォルランは大好きな選手です。今年は10番のついたユニを着て応援していました。何をすれば降格をしなかったかなんて分からんけども、私情で語るなら、もっと試合で10番を見れたら良かったなぁとは思います。
長文失礼しました -
上の翻訳を上げた者です。インタビュー動画は45分ほどですが、最初の20分弱が日本について話している部分で、そこだけ訳しました。その後は、彼がウルグアイのペニャロールに来たがっているのかどうか(これがウルグアイの人たちの今の最大の関心事です)という話題があり、最後に今後も代表でプレーするつもりなのかどうかという質問に答えて終わります。
コメント下さった方々、ありがとうございます。木曜日にフットボールチャンネルの記事を見てすぐに元の動画を確認し、翻訳間違いや歪曲が数多く見られるばかりか、それに端を発する誤解に基づくフォルラン選手の人間性への誹謗中傷までもが広まっている状況を見て、これはどうにかしなければと思い、文字起こしと日本語訳をしました。ただ、しがない一学生でしかない私の力では拡散させようにも限界を感じていたところ、このブログ記事があったので、慌てて翻訳を貼り付けました。ですので、この場を提供してくださった管理人様にも感謝申し上げます。
ラグビー選手のくだりなど、正直何度聞いてもよく分からない箇所もありますし、不備もあるかと思います。ですが確実に言えるのは、報道されているような「チーム批判」だの「日本の生活への不満」だのといったことは一切口にしていないということです。むしろ彼がここで議論しているのは、そうしたものよりもはるかに重要な、日本のサッカー界やJリーグ全体に内在する問題です。そうした重要な指摘には蓋をし、センセーショナルに聞こえる部分だけを抜き出して騒ぎ立てるようなやり方は、スポーツジャーナリズムのあるべき姿ではないと考えます。 -
(つづき)
私はフォルラン選手と直接の面識はありませんが、彼を直接知る人に聞くと、皆口を揃えて「頭が良く誠実で真面目な人だ」と言います。このインタビューから、そうした彼の人間性も感じていただければ幸いです。
なお、このインタビューについて最初に報じたフットボールチャンネルに対し、ホームページを通じて記事の間違いを指摘し訂正を求めましたが、未だに返事もありませんし記事も取り下げられていません。
それから、※128様に一言だけ。マスコミはわざとセンセーショナルな記事を書くことで、販売部数や閲覧数を増やすことができますが、私は半日以上かけてこの翻訳をやっても、1円も儲かりません。
長文失礼いたしました。 -
※168さん乙です。
78のエピソードは77と結びつけて考えると、
「やるべき仕事」と「それに対する感情や熱意」を別物として
振舞っている姿は、ドライに感じられるってことなのかね。
例えば俺達も、気持ちの切り替えが異常に早い人とか無表情で淡々と物事をこなす人を見ると、「こいつ本気で取り組んでたのかな」「悔しくないのかな」「つまらなそうに、事務的にやってんだろうな」「こいつに気の利いた工夫は期待しないほうがいいな」とか思うじゃない。
フォルランもセレッソの選手(日本人全般?)にそういうところを感じたんじゃないかな。最近そういうポジティブシンキング流行ってるし -
いやあ翻訳ニキありがとう!!
クセがある言語なのにスゲーわかりやすい文にしたのは凄い!フィジカルトレーナーのくだりは多分損得勘定ではなくて、そのあとのユースのくだりとあわせて「形式的なこと」を意味するんだと思う
別々に1人づつ1時間づつやることと、2人合わせて1時間でやること、中身、成果、結果はぜんぜん異なるだろうに、それでも日本人フィカルトレーナーは「仕事」をしたと感じている。本当の目的は選手のパフォーマンス向上だろうに。
ユースもそれで練習もフォルランからしたら真夏でやる意味がわからない(→日本人の苦しかった練習を思い出せ的な姿勢→真夏の練習をやったことに意義がある、、スタミナつけるなら別のやりかたがあるにもかかわらず)
寮生活もそう、フォルランからしたらそれがサッカーの上達につながるのか?
やったことで満足する、犠牲をはらったから何かを得たと感じる。 -
>>168
SmartNewsの記事からたどり着きました。すばらしい翻訳をありがとうございます。
不遇をかこちながらも、自分の置かれた状況や環境の変化を冷静に分析しているところにフォルランの知性や見識の高さを感じます。ただ、仮に真意を伝えようという意思があったとしても、発言全体(の翻訳)を掲載しないと真意が十分伝わるとは思えず、商業目的のメディアの限界を感じました。
ラグビーのくだりは、翻訳文を読む限り、本来、個人に合わせたメニューで別個にトレーニングすべきものなのに、二人同時にトレーニングを行って同じだけのことをしたと見なす、「うわべだけの」仕事ぶりに対する批判ではないかと思います。真夏の炎天下での練習をある種の修行と見なす精神主義とは別の、誤った合理主義?に対する皮肉ではないかと。 -
これを機にフットボールチャンネルの杉森正人の記事は信用なしないことという教訓になっただろ。
そもそもマスコミが書く選手の人間性をゆがめるような記事は絶対に信じない方が良い。
ちなみにこの悪意ある記事を書いた杉森正人はフットボールチャンネルでリーガエスパニョーラの担当をしている。
本人がマドリーファンだからバルセロナのネガティブキャンペーン記事ばかりYAHOOに入稿してる。元々からそういう奴なんだよ。
この素晴らしい翻訳をしたのも学生さんであのひどい翻訳したのもスペインの大学に通う学生。ここまで差が出る物なのね。 -
※128
数の上では北京語、英語、ヒンディー語、スペイン語、アラビア語、ベンガル語、ポルトガル語、ロシア語、日本語、ドイツ語、フランス語。11の言語を使えて、コミュニケーションが取れるのが地球上の人間の約半分。
サッカー強そうなところを入れて弱そうなところを抜くとして、ヒンディー語ベンガル語OUTのイタリア語オランダ語INでやっぱり11、北京語抜いても10言語だ(アラビア語はアラビア語圏がサッカー強いというより、サッカー上手い選手をアラビア語圏が獲得しているという点で残している)。
個人の力でここまで習得するとなると、著しく非合理的だと思わないかい。
分業制社会ってのはそういう事なんだよ。だから、その言葉は提供される側ではなく提供する側に向くべきなんだ。








ID: FiZTJkZmFj
セレッソの力になってください・・・
ID: c4NmFmNDVk
海外もマスゴミなのか?
ID: IyOGE1Y2Vk
原語が分かる人間じゃないと真相は何とも言えんが、メディアが盛って報道していた可能性は高いな
ID: hhNmVkY2Fh
セレッソさんJ2なめないでください
ID: M5MTZiZWU4
報道は間違っていたみたいで良かった
ID: ViMzg3Y2Mw
よかった・・・なんか安心したよ
ID: czMGZkYzU3
来年も頼むぞ!ディエゴ!カカウと得点量産や!
ID: c1OGU3NjUy
信じていいんだな?
ID: Q2MmIxZDg3
メディアの言っていることを鵜呑みにしちゃいけないって改めて思った。
ID: U3ZDk2NTcw
二枚舌すぎる
ID: k1NzA1NGU1
起用への不満は当然だと思っていたけど
日本人批判はショックだったので少しホっとした。
もし残ってくれたら来年は桜を応援したい気分。
ID: AxNGQ5ZTA5
** 削除されました **
ID: VkNGQwZDg1
フォルランやっぱり紳士じゃないですかー
ID: IyZGUzODBh
でも日本人は特殊で冷たいってとこは否定しないんだな
ID: FjMzgwZDQ2
こっちこそマスコミによる捏造の可能性だってあるんだが…
マスコミの記事を見て、マスコミを鵜呑みにしちゃいかんとかわけわかんねぇなもう
ID: EwMmVlYWJl
動画があるならスペイン語わかる人が見れば一発だと思うな
ということで誰か偉い人頼みます
ID: EwYjk0Mjk0
※8
フォールラーンー!
ID: gyYzhmOTRh
スペイン語わかるひとはよ
ID: kxMDFiNzc1
フォルランやカカウを獲得したのか成功か否かはもう少し後になってみないとわからないと思う。彼らを間近で見ることで若くて力のある選手が出てくれば成功、逆にそれができなければ短期的にセレッソがそれなりの結果を残したとしても投資は無駄だったと言わざるをえない。
ID: hjZTU1MzRk
マスコミは注目を集める為に、何でも誇張して伝えるから嫌いです。
直接本人の気持ちを聞ける場があって良かったですね。