FIFAがマレーシア代表の帰化選手7人に1年間の出場停止処分下す うち3選手が所属するジョホールはACLEで日本勢と対戦予定
国際サッカー連盟(FIFA)は27日、マレーシアサッカー協会と、マレーシア代表の7選手に対する処分を発表しました。
この7選手はいずれもマレーシア国籍を取得し、マレーシア代表入りした選手で、マレーシアサッカー協会からFIFAに提出された書類に偽造・改ざんが判明したというもの。
マレーシアサッカー協会と選手それぞれへの罰金に加え、選手は1年間の出場停止処分となっています。
[FIFA公式]FIFA sanctions Football Association of Malaysia and seven players
https://inside.fifa.com/legal/judicial-bodies/news/fifa-sanctions-football-association-of-malaysia-and-seven-players
FIFA規律委員会は、マレーシアサッカー協会(FAM)およびマレーシアの7選手——ガブリエル・フェリペ・アロチャ、ファクンド・トマス・ガルセス、ロドリゴ・フリアン・オルガド、 イマノル・ハビエル・マチュカ、ジョアン・ヴィトール・ブランダン・フィゲイレド、ジョン・イラサバル・イラウルギ、ヘクター・アレハンドロ・ヘベル・セラーノに対し、FIFA規律規定(FDC)第22条(文書偽造・改ざん)違反による制裁を科した。
マレーシアサッカー協会がFIFAに提出した選手資格照会の書類が改ざんされていたことが判明した。
2025年6月10日、この7選手全員が2027年AFCアジアカップ予選第3ラウンドのマレーシア対ベトナム戦に出場。その後、ファクンド・トマス・ガルセス、ロドリゴ・フリアン・オルガド、ジョアン・ヴィトール・ブランダン・フィゲイレド、ジョン・イラザバル・イラウルギ、ヘクター・アレハンドロ・ヘベル・セラーノの出場資格に関する申し立てがFIFAに提出された。
FIFAFIFA規律委員会は提出されたすべての情報をもとに、以下の制裁を科した:
・マレーシアサッカー協会はFIFAに対し35万スイスフラン(約6,561万円)の罰金を支払う
・ガブリエル・フェリペ・アロチャ、ファクンド・トマス・ガルセス、ロドリゴ・フリアン・オルガド、イマノル・ハビエル・マチュカ、ジョアン・ヴィトール・ブランダン・フィゲイレド、ジョン・イラサバル・イラウルギ、ヘクター・アレハンドロ・エベル・セラーノは、それぞれFIFAに対し2,000スイスフラン(約37万円)の罰金を支払う
・上記選手らはさらに、サッカー関連活動全般について12か月の出場停止処分とする
マレーシアサッカー協会及び該当の7選手には本日、FIFA規律委員会の決定内容が通知された。FDC(FIFA規律委員会規則)の関連規定に基づき、彼らは10日以内に理由付決定書の請求が可能であり、請求があった場合はその後legal.fifa.comに掲載される。本決定はFIFA上訴委員会への上訴の可能性を残すものである。
マレーシアサッカー協会がFIFAに提出した選手資格照会の書類が改ざんされていたことが判明した。
2025年6月10日、この7選手全員が2027年AFCアジアカップ予選第3ラウンドのマレーシア対ベトナム戦に出場。その後、ファクンド・トマス・ガルセス、ロドリゴ・フリアン・オルガド、ジョアン・ヴィトール・ブランダン・フィゲイレド、ジョン・イラザバル・イラウルギ、ヘクター・アレハンドロ・ヘベル・セラーノの出場資格に関する申し立てがFIFAに提出された。
FIFAFIFA規律委員会は提出されたすべての情報をもとに、以下の制裁を科した:
・マレーシアサッカー協会はFIFAに対し35万スイスフラン(約6,561万円)の罰金を支払う
・ガブリエル・フェリペ・アロチャ、ファクンド・トマス・ガルセス、ロドリゴ・フリアン・オルガド、イマノル・ハビエル・マチュカ、ジョアン・ヴィトール・ブランダン・フィゲイレド、ジョン・イラサバル・イラウルギ、ヘクター・アレハンドロ・エベル・セラーノは、それぞれFIFAに対し2,000スイスフラン(約37万円)の罰金を支払う
・上記選手らはさらに、サッカー関連活動全般について12か月の出場停止処分とする
マレーシアサッカー協会及び該当の7選手には本日、FIFA規律委員会の決定内容が通知された。FDC(FIFA規律委員会規則)の関連規定に基づき、彼らは10日以内に理由付決定書の請求が可能であり、請求があった場合はその後legal.fifa.comに掲載される。本決定はFIFA上訴委員会への上訴の可能性を残すものである。
マレーシアサッカー協会はこの決定に対し上訴することを表明。
偽造が疑われる書類についても、定められたガイドラインに従ってFIFAの審査を受けたと主張しています。
SIARAN MEDIA: FAM AKAN MEMBUAT RAYUAN TERHADAP KEPUTUSAN FIFA BERHUBUNG PEMAIN WARISAN
— FA Malaysia (@FAM_Malaysia) September 26, 2025
▶️ Baca penuh di:https://t.co/LXf1auxvXL#FAM #HarimauMalaya pic.twitter.com/pPOMVf1Mpw
代表チーム強化のための選手の大量帰化といえば、十数人の帰化選手を招集したインドネシア代表が衝撃的でしたが、マレーシアもそれに続けとばかりに帰化政策を進めてきました。
ただ、その帰化申請のプロセスや根拠(血縁者がマレーシア出身だった、とか)が疑わしい選手が居るということは以前から国内外メディアで報道されており、帰化政策の中心だったジョハリ・アユブ会長は就任から半年で退任(健康上の理由ですが)。
9月の国際親善試合では、一部の帰化選手が代表チームから外されていました。

今回の7選手のうち、MFジョアン・フィゲイレド、DFジョン・イラサバル、MFヘクター・ヘベルはジョホール・ダルル・タクジムFCに所属。チームの主力として活躍し、ACLEの初戦では揃ってスタメン出場しました。
国内リーグでもMFジョアン・フィゲイレドは6試合で6ゴールを挙げて得点ランキングトップなので、出場停止処分の影響は少なくありません。
ジョホールは今後のACLEで日本勢3クラブ(FC町田ゼルビア、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸)と対戦しますが、今回の処分によりメンバー変更を余儀なくされることになりそうです。
ID: JlNDkxOWFm
2,000スイスフランは約3,749万円じゃなくて、約37万円では
ID: BiNDdjMmVl
追加でディオン クールズも制裁、なんてないよな?
ID: JjZGZmYjgy
東南アジアの変勃発?
ID: I3NDBlNTE2
※1
ありがとうございます。修正しました。
ID: NhNzU5OGY1
クラブの方にも適用されるんか。
ID: MzNzhkMGE2
町田の今度の相手ジョホール?
チャンス!頑張れ!
ID: hlZTA0YzBl
ジョホールよりJDTっ名称のほうが馴染みがある
ID: I0ZjBiOTM5
オッサンてしてはジョホールって言われると「バルの歓喜」までくっついて来ちゃう
ID: BiYmMzZWM2
これすでに出てたACLE初戦の扱いはどうなるんだろ?外国人枠ガバガバだったってことだよね
ID: ExNTA4YjQx
帰化政策でバカにしてたインドネシアが最終予選プレーオフまで上がって
今後w杯の出場チーム数が増加することを考えたら,諦めてた予選突破が現実的に見えてきた
東南アジアの他の国もちまちま強化進めてる場合じゃねえと即結果を求めて帰化政策を進めていく
もう持ったなしの状態でルールスレスレでなんでもやってくるだろうね
中国系の移民は華僑で商売とかで身を立てようとするから,実利的で
保険もない博打のようなサッカー選手など目指さない
ID: Q0NzMzNzUw
ジョホール開催のACLはクソだったな…
ID: U3YzFiNjA5
※8
歓喜の方はおっさんという程の年代じゃないだろ
悲劇じゃないの?
ID: IyYWUyZDNm
※12
悲劇は32年前、歓喜は28年前
ほとんど変わらん笑
ID: g5ZWM3ZjU3
昔の日本も帰化選手を代表に入れて強化してたな
代表が強くなる過程で帰化選手での強化はどの国も通るんだろうね
結局自国選手の育成システムを構築しないと強くなれないのに気づくんだけど
ID: YxMTUzZTQ4
こういうのに巻き込まれる選手もたまったもんじゃないなぁ
ID: YzMGJkN2I3
※14
いうて日本の帰化選手って数人じゃなった?
マレーシアみたいに2桁くらい帰化選手入れてはなかったのでは?
ID: Q4MmNlNDRm
※14
かつて日本代表に属した帰化選手達はきちんとした移民としてのルーツがあり日本在住の実績も積み上げた人達がほとんどだったのだから
今回のマレーシアのようなやり方と同一視できるものではない
ID: Y2MDgzNTQz
ジョホールてスタメンが外国人or帰化選手だけみたいな構成だもんね
ID: g0NGJiYzRl
初戦はタイのブリーラムとやって2-1でブリーラムが勝ってるのか
国籍問題だったら外人選手を規定数以上出場させたとかで没収試合にはならないのかと思ったらACLって外国籍の上限無いんだな
1年後の出場停止処分後には普通にマレーシア国籍になんのかな
ID: YzYWE3YmY3
※19
サウジが優勝するために外国人枠取っ払ったからね