Ｊリーグは１８日、登録選手の追加を発表し、相次ぐ選手の負傷により出場可能なＧＫが１人となっていたＪ２熊本でトップチームの加藤竜二ＧＫコーチ（４４）が選手登録された。

　加藤は１９６９年１２月生まれの４４歳。柏、札幌、広島などでプレー経験があり、Ｊ１通算４２試合に出場している。２００７年までコーチとの兼任で選手登録されており、今回が７年ぶりの“現役復帰”となる。

　熊本のＧＫ登録選手は畑実（２５）、金井大樹（２６）、永井建成（１８）の３選手だけ。開幕から第６節までは畑が６試合連続で先発フル出場していたが、１２日に負傷して離脱。翌１３日の第７節・讃岐戦（うまスタ）はそれまでの６試合でベンチ入りしていた金井がプロ５年目にして緊急デビューを果たして先発フル出場しているが、永井が１日に負傷離脱していたこともあって、ＧＫの控え選手なしで試合に臨んでいた。

　熊本が１５日に発表した精密検査の結果によると、１２日の練習中に負傷した畑は右足関節外側靱帯損傷で受傷日より約４～６週間の加療が必要、１日の練習中に負傷した永井は胸椎棘間靱帯炎で受傷日より約４週間の加療が必要となっている。